家計簿つけるのって大変だよね…
レシートがたくさん貯まるし、かなり時間もかかるしね。
なにか良い方法はないかしら。
こんな風に思ったことは、ありませんか?
この記事は、家計の管理を簡単にして、もっとお金を効率的に貯めたい人に向けた記事です。
私は、20代に家計管理を全くしていませんでした。
こんな私でも実践できた方法をご紹介します!
目次
家計簿をつけるメリット/デメリット
家計簿をつけた方がいいのはわかるけど、どんな効果があるのかしら。
家計簿を必ずつけた方がいいとわかっているけど、なかなか進まない人もいると思います。
ここでは、家計簿をつけることのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット①手取り収入の把握ができる
昨年の年収は500万円だったんだ。
だから10%の50万円を貯金目標にしようよ。
年収500万円でも全額が給料として振り込まれる訳ではないでしょ。
実際の手取り金額はもっと少なくなるのよ。
だから貯金目標は手取り金額から考えないと。
自分の年収を把握している人は結構いますが、実際の手取り金額を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
実際の手取り金額 = 年収 ー 各種控除
です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
『いまさら聞けない…手取りが少ない理由』
貯金目標をたてる際は、手取り金額に対して設定する必要があります。
家計簿をつけることにより、毎月の手取り金額を記録します。
これにより正確な手取り金額を把握することができます。
正確な手取り金額を知ることで、適切な貯金目標を設定することが出来ます。
最低でも手取り金額の10%を目指しましょう!
メリット②すべての支出を把握できる
節約してるんだけど、いつの間にかお金が無くなってるんだよね…
そうそう、わかる。
まったく無駄遣いしてないのにすぐ無くなるよね…
これらの原因は、支出を正確に把握していないことです。
日頃から節約を意識している人は多いと思います。
こういった方の多くは、実際に無駄遣いをしていないケースが大半です。
無駄遣いをしていないのに、気づいたらお金がないという人はよく聞きます。
家計簿をつけることにより、全ての支出を把握することができます。
自分の支出を把握して、支出に対して理解し、納得します。
これによりいつの間にかお金がなくなることから開放されます。
いつの間にかお金がなくなる原因は、
×無駄遣いをしている
○支出を正確に把握して、納得していない
メリット③最低生活費がわかる
自分の最低生活費を把握することは、極めて重要です。
最低生活費を把握しておくことによって、万が一収入がなくなったときに、今の貯金でどのくらいの期間を生活することが出来るかを想定しておくことができます。
最低生活費とは
- 住居費
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 日用品
といった、これがないと生活が成り立たない項目です。
一方、
- 交際費
- 余暇費
- 衣料費
といった項目は、これがなくてもなんとか生活が成り立ちます。
だからと言って全て無くして言いわけではありませんが。
例えば、最低生活費の6ヶ月〜1年分の貯金があれば、万が一今の会社にリストラされたとしても、贅沢は出来ませんが、6ヶ月〜1年間はなんとか生活水準を保てます。
その間に、新しい会社を見つけても良いですし、自分で仕事を始めることだって出来ます。
収入がなくなったときの想定をしておくと、日常生活に安心感が生まれますよね。
デメリット①かなりの労力と根気が必要
やはりデメリットは労力ですよね…
家計簿をつけ始めると
- レシートを保管しておく
- レシートのない場合、記録しておく
- 定期的に通帳を記帳する
- 定期的に集計し、入力や記入をする
- 毎日毎週毎月、継続する
といった必要があります。
ひとつひとつの項目だけでも大変そう…
そのうえ継続しないと意味がないわよね。
私も1ヶ月に一度集計をして、家計簿を入力していましたが
- レシートの紛失
- 支払った金額のメモを忘れる
- 入力完了後、残金とあわない
といったことに毎月悩まされていました。
なんとかやめずに継続はできていましたが…
理想の家計簿とはほど遠いものでしたし、実際にかなり面倒でした。
【超簡単】魔法のように家計簿が出来ます!
そんな私に革命をもたらしてくれたのが
です。
こちらをご覧ください。
このアプリをインストールし、初期設定をするだけで、家計簿作成のデメリットの多くが解決します。
オススメな理由①銀行口座と連携
普段使っている銀行口座と連携させることができます。
毎月かかる費用は、銀行口座から引き落としになっているものが多いです。
- 住宅ローン(家賃)
- 光熱費
- 自動車ローン
- 携帯料金
- 保育料
といったものがあります。
これらは自動的にアプリに反映します。
反映される情報は
- 日付
- 場所
- 金額
- 項目(住居費、車両費、通信費…)
です。
特に、項目が自動分類されることがとても便利です。
給与などの収入も自動反映します。
通帳を見ながらノートへ記入、パソコンへ入力の手間がゼロになります。
オススメな理由②クレジットカードと連携
普段使っているクレジットカードと連携させることができます。
日常の買い物にクレジットカードを使用している人が増えています。
現金主義の方は、この機会にカード払いへの変更を考えてみてください。
とても便利です。
クレジットカードで支払うものとして
- 食費
- 日用品
- 余暇費
- 衣料費
などがあります。
こららはカードで支払うだけで、自動的にアプリに反映します。
反映する情報は銀行口座のものと同様です。
クレジットカードの請求書を見ながらノートへ記入、パソコンへの入力が必要なくなります。
オススメな理由③レシートをスキャン
現金で支払ったものに関しては、レシートを読み取るだけです。
アプリ内のカメラボタンをおしてレシートをスキャンするだけで
- 日付
- 場所
- 金額
- 項目(食費、日用品、医療費…)
といった情報がアプリ内へ反映します。
レシートのない自動販売機などの買い物は手入力で項目を入力します。
銀行口座とクレジットカードは初期設定のみで、レシートをスキャンするだけです。
これだけで月末には収支の管理が出来ています。
お金の貯まる家計簿
確かにマネーフォワードMEを使えば、簡単に家計簿ができそうね。
あとはお金を貯めるだけだわ。
マネーフォワードMEを使えば誰でも簡単に家計簿を作ることができます。
まだ家計簿をつけてない方は、是非使ってみてください。
家計簿をつけられるようになった方は、それを活用して効率よくお金が貯めていきましょう。
ここでは、完成した家計簿の活用方法を紹介します。
私が実践して貯蓄率をアップさせた方法です!
ステップ①まずは1年続ける
とても大事なことです。
1年続けるとたくさんの新しい発見があります。
私の場合は…
- 年収に対して手取り金額がかなり少なくなること
- 毎日のようにコンビニを利用していること
- 光熱費は季節ごとに大きく差があること
- 自動車税や固定資産税は大きな支出になること
- 飲み会などの交際費が、年間で考えると大きな支出になること
という発見がありました。
日常の生活ではあまり意識していないコンビニでの300円ですが、月に20日買い物をすれば6000円です。年間で計算すると72000円になります。
私は、現在ブログでの事業の収益化を目指しています。
ブログで月に6000円を稼ぐことは、かなりの労力と時間を必要とします。
かなり長い道のりになると考えています…
こういったことを考えると、コンビニ行ってお金を使うことは、とてももったいない行為だと感じました。
今ではコンビニに行く機会がとても減り、節約になっています。
そのほかにも
- 生命保険を解約した
- 携帯料金の見直しをした
- 以前、自分にとっては贅沢なクルマをローンで購入したことを後悔している
- 毎月費用のかかる浄水器の契約をせず、別の方法で対応することにした
- お金もとても大切に使うようになった
こういった行動の変化も家計簿をつけて変わった部分です。
みなさんも家計簿をつけ始めるとそれぞれに感じることがたくさんあると思います。
『家計簿をつけ始めて良かった!』
という感想は聞くことがありますが、
『家計簿なんてつけても何の意味もなかった。』
という感想は聞いたことがありません。
まだ始めていない方は、是非トライしてみてください!
ステップ②自分にとって価値のない支出を減らす
家計簿をつけていくと
- 周りには、高い買い物だと言われるけど、自分では間違いない買い物をした
- 一般的には浪費と言われることだけど、私にとっては欠かせない使い道
という非常に満足感の高い項目があることに気づきます。
私の場合、
- 長男に3個の習い事をさせていて、毎月3万円かかっている
- 前から行きたかった飲食店で1万5000円のコースを注文する
といったことです。
これらは他人に何を言われても、私としてはとても満足して納得している支出です。
高額ですが、自分にとっては非常に価値のある支出と言えるでしょう。
一方で
- 無駄使いをしてしまった、2度と同じ使い方はしたくない
- 確かに必要なものを買ったけど、こんなに高額なものを買う必要はなかった
という後悔を抱く項目が出てきます。
私の場合、
- 周りに安心だからと言われて加入した充実した医療保険
- 友人に勧められて買ったバッグだけど、それだったら他のものを買った方が良かった
といったことです。
これらは、一般的には必要とされますが、私にとっては必要のないものです。
自分にとってはあまり価値を感じない項目と言えます。
貯金を増やしていこうとすると、なんでも節約をしようとする人がいます。
そういったやり方に、私は反対です。
なんでも節約しようとすると、生活の満足度や喜びが低下して長続きをしません。
大切なのは、
自分にとって価値の高い支出と価値を感じない支出を理解する
ということで
価値を感じない支出を徹底的に減らす。
ということです。
これにより、一定の充実感を得ながら節約生活をすることができます。
無理なく楽しみながら貯金を増やすために、自分にとって価値の高い支出はある程度許容しましょう。
何でもかんでも節約ではつまらないわよね。
では、趣味のバイクには存分に使わせてもらおう。
だからと言って使い過ぎはよくありません。
支出の項目についてはしっかり自分と向き合いましょう。
まとめ
この記事を読んでいる多くの方が、もっと貯金額を増やしたいと思っているはずです。
その中で家計簿をつけていない方は、まず家計簿をつけるところから始めて下さい。
家計簿をつけ始めると
- メリット①:手取り収入の把握ができる
- メリット②:すべての支出を把握できる
- メリット③:最低生活費がわかる
と多くのメリットがあります。
また、
- デメリット①:かなりの労力を根気が必要
については
を利用し、初期設定するだけで解決です。
貯金は増やすためには
- まずは家計簿を1年つけてみる
- 自分にとって価値のない支出で徹底的に減らす
がオススメです。
貯金を増やして、最低生活費の6ヶ月〜1年分を確保しておきましょう。
そうすることで、
- 万が一、会社にリストラされても最低限の生活が送れる
- お金の心配が無くなり、日常の生活に気持ちの余裕が生まれる
とかなりの安心感が生まれます。
貯金額が、最低生活費(6ヶ月〜1年分)を上回った方は、その資金を投資にまわすのが懸命です。
初心者の方は、まず『つみたてNISA』を検討してください。
この記事を読んで、みなさんの今後の貯金に対して参考にしていただければ嬉しいです。
これからも一緒にお金の勉強をしていきましょう!!